【はじめに】「うちの子、発達遅れかも…」絶望の淵にいた僕が、このブログを始めたたった一つの理由

1歳半検診、3歳児検診…。

子どもの成長を喜びたいはずなのに、周りの子と比べては一喜一憂し、不安な気持ちを誰にも言えずに、一人で抱え込んでしまう。

このブログは、そんな経験をしてきた、一人の父親の育児ブログです。

医師や専門家のような、完璧な解決策を提示することはできません。

でも、同じように悩み、一歩ずつ壁を乗り越えてきた、一人の父親としての「足跡」なら、全てここに記してあります。

僕ら家族のささやかな日常の記録が、あなたのホッと一息つける場所になれば嬉しいです。

目次

僕ら家族の紹介

まずは、この物語の登場人物である、僕ら家族のことを紹介させてください。

  • 僕(ゆっくんパパ)
    40代の会社員。青春時代をオタク活動に捧げた、子どもの趣味に理解があるパパ。今はビールと野球/プロレス観戦が好きなおっさんへと進化。
  • 主役:ゆっくん(次男)
    年少の発達ゆっくりさん(診断待ち)。小柄で愛嬌がある人見知り君。慣れるとおしゃべり(笑)
    • マイブーム: LEGO、パズル、電車、ジョブレイバー、最強王
    • ちょっぴり苦手: 偏食、癇癪、トイレ、集団行動
  • ママ
    Instagramにハマり定期的にダイエットを宣言する、愛されママ。
  • お兄ちゃん(長男)
    小1の定型発達。ポケモンが大好き。兄弟喧嘩は絶えないけれど、ゆっくんの一番の遊び相手。

「絶望」から「希望」へ。僕らの物語。

1歳半検診、最初の「指摘」

僕がゆっくんの発達を初めて意識したのは、1歳半の頃でした。
言葉が出てこないのです。
”パパ”とも”ママ”とも言わず、ひたすら喃語を話し続けていました。

1歳半検診では、やはり「言葉の遅れ」を指摘されました。

心理士

2歳まで様子を見ましょう。
それまでに5、6個くらい言葉を言えるか確認させてください。

ゆっくんの初めての発語は、1歳10ヶ月。
電車好きな彼が発した言葉は「とっかいどぉ(東海道)」でした(笑)
パパやママをすっ飛ばした難しい最初の言葉に、逆に「天才では?」なんて、能天気に親バカをしてたのを今でも覚えています。

その後、発語は順調に進み、2歳の頃には課題だった単語数もクリア。

心理士

3歳児検診まで様子を見ましょう

この言葉に、僕も妻も、大きな山を乗り越えた気分で安堵していました。

3歳児検身で突きつけられた「現実」

そして迎えた3歳児検診。
仕事だった僕が、妻から聞いた結果は、厳しいものでした。
色の名前、短期記憶、積み木など、多くの課題にうまく答えられず、心理士さんとの面談、そして発達検査を勧められることになったのです。

それからは、なんとか他の子に追いつかせようと夫婦で必死でした。
できなかった問題を徹底的に教えました。

そして、3歳3ヶ月の発達検査。
僕らが聞き取りを受けている間、少し離れた後ろの席で検査を受けるゆっくん。
ところどころ上手く受け答えできていないのが伝わってきて、生きた心地がしませんでした。

そして、医師から結果を言い渡されました。

医師

発達が、半年ほど遅れている

それなりに自信を持って挑んだ検査だっただけに、その時のショックは今でも言葉では表せられません。

このブログが生まれた理由

長いトンネルの始まり

息子に「発達の遅れ」の可能性があると気づいたあの日から、僕たちの長いトンネルが始まりました。

「なんとか定型発達の子に追いつけないか?」
「そのために、親として何をすればいいのか?」

藁にもすがる思いで発達系のブログを読み漁り、インフルエンサーが発信する「こうすれば良くなる」という情報を探す毎日。

しかし、調べれば調べるほどたどり着くのは、より専門性の高い「医師が監修した記事」や「療育」の理論であり、僕が心のどこかで求めていた「これをすれば追いつく」というような、希望に満ち溢れた情報はありませんでした。

絶望の淵で、見つけた光

どうして、うちの子が…。
あの時、もっとこうしていれば…。

そんな後悔と葛藤で、毎日毎日メンタルを削る日々が続きました。
そして、思い知らされたのです。

子どもは一人ひとり特性が違い、育つ環境も違う。
だから、誰かの成功例が、そのまま自分の子に当てはまる保証なんて、どこにもないのだと。

削るメンタルさえなくなるくらいボロボロになった頃、絶望にも似た気持ちの中で、ふと思ったのです。

もう、前を向くしかない。

他のことなら諦められます。
でも、家族のことは、一生付き合うテーマです。
僕には「前を向く」以外の選択肢がなかったのです。

僕がこのブログを始めた理由

「正解がないのなら、試行錯誤しながら自分の子どもにあった正解を探せばいい」

そのシンプルな事実にたどり着いた時、僕がやるべきことが決まりました。
ゆっくんのために試したこと、成功したこと、失敗したことを記録して、今後の育児の糧にしよう。

そして、僕らの「試行錯誤の全記録」が、今この瞬間も同じように悩んでいる誰かにとっての、小さな灯火になったら嬉しい。

  • 誰かの育児の参考になるかもしれない。
  • 少しでも前向きになるきっかけになるかもしれない。
  • モヤモヤした気持ちを共感できるかもしれない。

そう信じて、このブログを始めました。

このブログで届けたいこと

このブログは【発達遅れの「困りごと」を、子どもの「成長のよろこび」に変える】挑戦の記録です。

私は専門家ではありません。 だからこそ、一個人の、一人の父親の、リアルな視点で、以下の情報を発信していきます。

  • 【ゆっくんの成長記録】: 日々の山あり谷ありな出来事を、ありのままに。
  • 【おうち療育・知育】: 我が家で試して効果があった、遊びや学びの工夫を共有します。
  • 【暮らしの工夫】: 偏食対策からお出かけ術まで、日々の生活を楽にするヒント。
  • 【パパの気持ち・家族のこと】: 父親としての本音、夫婦の連携、そして兄弟のこと。

最後に

これから、家族みんなで成長する記録を綴っていきます。
上手くやれないことの方が多くて、くじけそうになるかもしれません。
でも、このブログがあなたにとって、悩みを分かち合えたり、育児の参考になったり、またホッと一息つける場所になれば嬉しいです。

そして是非、あなたの声も聞かせてください。

これから、どうぞよろしくお願いします。

追伸: X(旧Twitter)でも、日々の何気ないつぶやきを発信しています。ぜひ、そちらでも繋がりましょう!

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